IE9ピン留め
2010年 05月 25日
いつもの雑記
 いつもの雑記。

5/20(木)。いわゆる、1円パソコンのネットブックの購入を検討。なのだけれども、現在使っているThinkPadX40と重量に大差がないので逡巡。スペックも、WZとWZ GREPとATOKが走れば良いので不自由していないのも事実。それに、データカードを契約するよりも、公衆無線LANのサービスに加入した方が良さそうな気もするし…。

5/21(金)。いつもは行かない町のコーヒー屋にて一休み。フランチャイズぽい店だったが、いまどき珍しく全面喫煙可の愚挙。たしか、最近政令指定都市になった町で、公共機関の全面禁煙を決めた条例があった筈だけれども…。それでも、50人くらいの客の内3人くらいしか吸っていなかったので、店にとっての喫煙可のメリットはいかほどなのだろか…。とにかく、嫌煙者にとっては、臭いでサボりが発覚するので迷惑なのである。

5/22(土)。あれこれ用事を済ませてから高円寺の古書即売会へ。集英社文庫のシムノンやら、押川春浪やら、岩波文庫やら、軍用時計の資料やらをバラバラと購入。でも、重複買いしてそうな嫌な予感は拭えず。

 疲れたので、ガード下の店にて飲む。だいたい、昼から空いている店が多くて…。酒2杯、串2本、センマイの刺身と頼んで1000円程度也。肴がやや多く、あと2杯は飲めたけれども、後の用事も飲みなので泣く泣く移動。

 後、川崎の友人宅へ移動。関西土産の酒(下る酒である)をいただく。トロッとした生一本で満足也。それから、虎の背番号72仕様の缶に入ったゴーフル(恐るべし関西)までいただいて大感謝。まあ、他人のペースで飲んでいた(?)ので、さほどは酔っぱらわず。

5/23(日)。オークス。どこか、桜花賞を勝ちきれなかった組が信用できなかったので、別路線のトライアル勝馬を軸に馬単表裏で流す。結果は、同着という珍事。馬単表裏が同時に的中というのも不思議な気分也。

 NHK大河。出来が良いのではないかと思う。考証よりおもしろさに重点を置いた構成(物語なのだから史実を無視する姿勢は潔い。架空の人物を出してお茶を濁す方法よりも好感)や、沫細な部分に拘泥しない大まかさ、「立てよ国民」とか「がんばれ会社員」とか「大切な家族」とかその手のメッセージが露骨でないのが勝因か。悪役な容堂公とか、吉田東洋や横井小楠のイヤな人ぶりとか、武市瑞山の融通が利かない感じとか、いかにも時代劇的で好きだなぁ。

5/24(月)。終日怠かった。間違えなく気候の所為。また、TVの話だが、NHKで夜やっている「タイムスクープハンター」(だか、そんな感じのタイトル)とかいう番組がなかなか出来がよい回もあるのでたまに視ている。未来のジャーナリストが歴史の現場を取材しに行くという、ベタベタに教育的な番組。今回は、礫合戦(印字)がテーマとのことなので視ることに。中世の日本では、司法制度が使いにくかった(大陸由来の立派な律令はあるが直輸入品なので実態にそぐわない。事が起こっても、自動的に警察の様な組織が介入することはなく、訴える側が全ての手続きを行わなければならないので面倒)こともあって、何かの対立があると直ぐに腕力で解決するという…。そんな中世的な自由(網野史学では礼賛?するが…)について考えさせられた。まあ、そんなことをしていて収拾がつかなくなって、室町→戦国→近世へと歴史が推移していったのだろうな。
 ついでに、投石という戦法。おそらくは、鉄砲普及までは戦場の花形であった事を付言しておく。実に、殺傷力が高いのである…。

5/25(火)。通り道のブックオフにて、コナン・ドイル『北極星号の船長』(創元文庫)が105円だったので購入。まあ、波風無く…。

 以下、最近の読了。

・コナン・ドイル『シャーロック・ホームズの事件簿』(創元文庫)
 深町眞理子訳。これにて、"聖典"は読了。なんというか、語り手がワトスンではない作品はどこかしっくりとせず。作家晩年の作品群故か、どこか散漫で過去の作品との整合性にも疑問を感じざるを得なかった。もちろん、それでも、水準以上なのは言うまでもない話。
 しかし、電話を使うホームズというのもねぇ…。このコンビ、暗くって頽廃爛熟したヴィクトリア朝後期の人間なのであって、エドワード朝の明るさ(束の間だけれど←ディクスン・カー『引き潮の魔女』で描かれたような楽天的な華やかさ)には合わないのかなぁ…。

・脇圭平、芦津丈夫『フルトヴェングラー』(岩波新書)
 丸山真男を含めた鼎談と、それぞれの著者による小論を収める。まあ、なんというか、無邪気な本であった。伝聞とか、出典がよくわからない話とか、丸山が専門分野以外で時折見せる"素人読み"などの羅列で…。当時よりもアクセス可能な資料も増えて、研究水準も向上(というか、より多くの視点を獲得している)している今日では、フルトヴェングラーを識る文献としては心許ない限りの内容。
 とはいえ、旧制高校→帝大→進歩的知識人みたいな人にとっての、フルトヴェングラー受容(ひいては、クラシック音楽受容→ドイツ思想・文学受容)のあり方を垣間見られたのは収穫で、そちらの方が興味深い限り。
 しかし、偉い学者の先生方が、クラヲタ的に楽しんでいる鼎談はほほえましいかった。

 以上。

# by rk-tora | 2010-05-25 19:14 | 雑記・日録
2010年 05月 18日
いつもの日記
 いつもの日記。

5/15(木)。いつものブックオフをのぞく。「神童/渡辺茂夫」(TOCE-9154)なる2枚組が250円だったので購入。聴くときに痛みを伴う代物であることは確実なので、資料の山に積んでおく音盤とは思う(日頃から愛聴する性格の音盤ではあるまい)のだけれどもこの値段ならと購入。ただまあ、無責任な激賞コメントの数々に、これでは~という感想も抱いた。
 ついでに、エリス・ピーターズ『陶工の畑』(光文社文庫)も、105円だったので購入。修道士カドフェルシリーズの17巻也。

5/16(金)。なんだか知らないが、ひたすら眠かった。この前、100円也で色々と買ってきた、ナクソス復刻のメニューインを聴いてみる。1930年代録音のバッハの無伴奏がなかなかの聴き物。ちょいと印象の修正に迫られた感。ついでに、1930年代録音のベートーヴェンのソナタも聴いてみたが、こちらはそれほどでも。ピアノが弱い感強。

 所有音盤を全てデータ化する試みを継続中。なんだかんだで、iTunesを使うと整理が容易な印象。「アルバムアーティスト」のタブを活用しだしてから整理が加速。こちらを揃えてやることで、CDDBの表記不統一を直す手間が随分と減ったし、検索も容易に。100Gを超えたが(ロスレスにてデータ化)、一向に終わりが見えず…。

5/17(土)。セリーヌの「北」「リゴドン」を読了。とにかく、この虚無感はなんなのだろうか。極端なデフォルメで人間の本性を暴き出す作家なのだろうが、何かの規範に則っての暴露ではないので常に虚しさが…。批判精神の欠如した「ゲルニカ」ともいえそうな、藤田嗣治の戦争画群と通底する何かを感じた(印象の問題、直接の関係はないと思う)。

5/18(日)。親の資産運用?の話に付き合う。なんというか、銀行が終身年金型の生命保険なる商品を勧めているのにたまげた。こんな、仕組みが難解な商品を預金・保険・株式投資・債券投資の区別も理解しているのか怪しい人に売りつけようとは…。話を聴いてみると、まったく仕組みを理解できておらず…。それが近代以降の金融システム(冷静に考えれば、信用通貨制すら相当にけったいな代物)だといわれればそれまでなのだけれども、近代以前の倫理観にてらせば詐欺まがいとしか思えぬ商品を…。とりあえず、低リスクに徹した運用方を提案しておく。リスクを書き出して、それぞれのリターンを数字にして列記してみると、どこまでのリスクをとるべきかがわかりやすい。元手が少ないので、博打のリターンと安全運用のリターンに大差がないという…(10年間くらいの年金保険と長期大口定期の配当に100万円も差がない事に唖然…、低金利だというのにその程度ならば…)。ついでに、「仕組みを理解できない商品は買うな」、という鉄則を説明しておく。何かあっても、誰も責任とってくれないしね。まあ、何をしようが、国家が債務不履行をきたしたり、何かの間違えでハイパーインフレにでもなれば、まったく無力なのだろうけれども。
 どうも、この手の話になると、「増やす」方面の話題に終始しがちだけれども、個人の場合は「減らさない」を第一義にせねばならないはずなのだけれども…。

5/19(月)。御茶ノ水方面に用事。出来心から、ディスクユニオンのクラシック館をのぞいてみる。それが運の尽きで、525円以下100円均一という無謀なセールに遭遇。もう、セドリの人(邪魔くさい)とか、ナクソシストの人とか、学生風のマニアな人とかで大盛況。数十~数百枚の単位で買う人多数で、カゴに音盤を放り込むさまは、スーパーの特売か何かの様相。取り敢えず、43枚購入。商品が入れ替わっているのではと思い帰途にも寄り、28枚購入。計71枚のお買い上げ也。しかし、いつ何時に聴くのだろうか。
 まあ、買った物を適当に書き出してみると~。
・フンガロトンレーベルの、ジプシーやユダヤ人関連の音盤まとめて。ハンガリーの国策レーベルなので本場物
・ブーレーズの新旧録音(ストラヴィンスキー、ヴァーレーズ等)色々と
・ナクソス沢山
・トスカニーニ/NBC響のスタジオ録音沢山
・ヨー・ヨー・マのピアソラ←100円じゃなきゃ買わない!
・バックハウスの1000円盤数枚
・アラウのシューマン
・DGの、リヒテル、シュナイダーハン、ロスバウト、バーンスタイン、ミケランジェリ等多数
・カペルのライヴ
・ティペット等、イギリス音楽多数
・指揮者メニューインの音盤
・ノイマン、スメターチェク等のチェコ物
・メジューエワのメトネル2枚
・アファナシエフのシューマン
・ヨッフム、ワルター、セル、モントゥー等々…
 その他、とにかく沢山買った…。吟味をしないでカゴに放り込んだので、何が何だか…。

5/20(火)。世の中の人に対して生きている理由(酒と読書が理由だが、世間的にそれではダメらしい)の言い訳が必要そうなので何かするかな、と思案中。まあ、以前から暖めていた案はあるのだけれども、ようやく気分が乗ってきたと言うべきか。

 いつものブックオフをのぞく。光文社文庫から出ている『クイーンの定員』の1巻が105円也、ブリテンの歌劇『ヴェニスに死す』の自作自演盤が500円也だったので購入。

 以上。なんか、とても適当だ。でも、なんとなく風向きが良くなっている気はしている。

# by rk-tora | 2010-05-18 18:50 | 雑記・日録
2010年 05月 11日
日記
 まあ、書くまでもないことだが日記。いつものように、脈絡とか整合性とか論理性とかはない。一応、素面の時に書いた物の集合体なのだけれども…。

5/8(土)。あんまり調子優れず。セリーヌの亡命三部作から、「城から城へ」に着手するも、時代背景等の知識がないと理解不能な箇所も多く、蔵書中から参考文献を物色。積読の地層の中に、文庫クセジュの『対独協力の歴史』を発見。簡潔に整理された概説書なので、サラッと読了。

 まあ、あんまり本筋と関係ないし唐突だけれども、「家族、労働、国家」(ヴィシーの標語)みたいな事を他人に押しつける人間や、「党利党略ではなくて、団結して国民のための政治を~」みたいな事を喧伝する輩には注意せねば、と思ったりもした。イデオロギー的な部分を隠すと、まともな意見に見えてしまうのが、ファシズム的な言説の困ったところである。

 ここ数日、お酒を飲んでいない。もしかしたら、調子が悪いのはそれ故かと思いいつもの寝酒。ダブルのウィスキーを飲んでいたら止まらなくなるし、目がさえてくる為体。結局、空が明るくなる頃までチビチビやって、それから寝るダメっぷり。

5/9(日)。相変わらず、調子悪し。午後起床で、居間の寝椅子でごろごろと。阪神のデイゲームや、競馬中継を眺めて過ごすことに。
 NHKマイルC、どうにも上位人気で決まることは確実な組み合わせ。取り敢えず、毎日杯上位を軸に予想を組み立て。結局、単勝人気上位4頭の馬単裏表BOXという芸のない買い方。あと、一頭広げればとれないこともない馬券ではあったが、金額は増やしても点数を増やさない(点数を増やしだすと収拾がつかなくなる、投下金額に関係ない予想フォームを身に付けたいという目論見)のが本年のテーマ。反省はするも、後悔はしないように。次週も、この位の点数で馬券が買えれば。

 養生せねば、と思ってお酒は控える。本を読んでいたら眠れなくなる為体…。

5/10(月)。やはり、不調。なんだか脂汗・悪寒・フラフラする。無理はしないで、終日睡眠。比喩では無くって、食事の時間以外は寝ていた。夜には随分と楽になったので、ダブルのウィスキーを嘗めつつ読書。数日来取り組んでいた、セリーヌ「城から城へ」を読了。しかし、この人の小説の虚無・虚脱感はなんなのだろうか…。さすがに、お酒は1杯で切り上げて寝た。

5/11(火)。昨日、1日をつぶしたおかげか好調とは言えないまでも、まあ元気。寝ているわけにも行かないので、日常のルーチンに復帰。コーヒーを燃料にしてなんとか。しかし、雨は勘弁だよなぁ…。

 通り道のブックオフにて掘り出し物。なんと、グランドスラムレーベルから出ている、マルティノンのチャイコフスキー「悲愴」と、カイルベルトのブルックナーの交響曲第9番を500円のコーナーにて発見。このレーベルが500円はあり得ないだろうよ…(中古盤屋で1500~だろうか、なかなか値が下がらない)、発売から1年たっていない筈だし…。まあ、ありがたく購入。ついでに、ポルトガルのレーベルから出ているピアソラも2枚ほど求めた。

 ちょっと時事的なメモ。沖縄の基地問題から思ったこと。というのも、横田~相模原~座間~横須賀~横浜という基地密集地帯の住人からみると、沖縄県民に一方的な負担~という言説にはどうにも違和感。少なくとも、東京・神奈川の人は地元の問題を考えてみるのが先決では(率で沖縄の次、機能の面では遙かに重要。旧軍に召し上げられたから基地地代もないし)。地元の基地問題を考えないで、沖縄が云々言う首都圏の人間が信用できなくって…。首都圏に居ながら、東京大空襲を勉強しないのに広島・長崎には熱心な輩とか、郷土の戦史(空襲・艦砲射撃・連隊の出征・戦争遺跡等々何かしらあるはず)には無関心なのに、沖縄の地上戦にはやたら熱心な連中とか…。ついでに、身近の貧困(どんな街でも、道路に住んでいる人の1人や2人は居るはず)とかには興味ないのに、わざわざ外国のスラムとか気の毒な子供とかを観に行って、「勇気」とか「元気」とかをもらってくる奴とか…何が何だか…。まあ、僕の了見が狭いだけだろうが…。

以下、読了メモ。

・ジャン・ドフラーヌ『対独協力の歴史』(文庫クセジュ)

・セリーヌ「城から城へ」
 亡命三部作を収録していて便利なので、筑摩世界文学大系の『セリーヌ』の巻(80巻)で読む。付属の月報に、武林無想庵が翻訳を試みた(「夜の果ての旅」を~)との記述をみつける。この手の、自分の好きな作家同士が何かの糸で繋がると妙にうれしかったりする。
 しかし、細かい活字で縦書3段組。これは読みにくい…。物理的にも重いし…。この手の、重量級の書籍こそ電子出版してもらえないかしらね。

 まあ、以上か。

# by rk-tora | 2010-05-11 18:40 | 雑記・日録
2010年 05月 07日
日記、連休後半~
5/2(日)。天皇賞。もはや、この距離はメインストリームではないのだろうか。飛車も角も落ちているようなメンバー。それ故に、予想が難しいメンツ。面倒なので、豪州人の騎手(かの国にはメルボルンカップなる格式ある長距離レースがあるのである)と、各路線の上位同士を組み合わせてみる。4頭の馬単表裏BOXで8点購入。まあ、なんとか的中。40倍程度つく。翌日の酒代也。

5/3(月)。カープファンの友人と横浜スタジアムへ。横浜対広島戦を観戦に。さすがに、GW期間に付き芋洗いの混雑。仕事が忙しいとのことなので、こちらが先乗りして席の確保。まあ、なんとか座れてやれやれです。しかし、しまらない試合だったなぁ~。ファンサービスも大切だけれども、まずはチームを強くすることではあるまいか…。金満球団は悪口を言われるけれども、やるべきことをしているのはどちらなのかと問われれば…。
 新外国人投手のテスト的な登板が鬱陶しかったが、試合は思いの外早く終了。例の如く、お酒を飲みに行く。立ち飲み屋は嫌だとの事なので(せっかく、事前偵察で3店見付けたのに…)、前回お流れになってしまったハートランドビールの布教活動を行うことに。そんなわけで、駅前のキリンシティーへ。別に、この系列店が好きなわけではないが、ハートランドビールを置いている店が少ないのでやむを得ない選択。この、高温多湿の日本においては糖質がベタベタして美味しくないギネスビールや、醸造臭が癪に障るハイネケン、瓶にレモンのおしゃれ感が鼻につくコロナなぞは何処でも飲めるのに、これが飲める店が少ないとは不思議なことですな。売ってる酒屋も少ないし…。軽い舌触りと、料理の邪魔をしない程度のホップ臭?がステキなビールなのだけれども。
 まあ、そんなわけで、ハートランドを堪能するも、閉店間近の為か機器メンテとやらでお代わりできない事態に…。まあ、何だかんだで飲む。しかし、つまみに油物が多かったのが思えば後悔か。衝動的に頼んだデザートのアイス(メープルだっけ?)は大正解也。会計のついでに、気になっていた小口の借財を返済という事にしていただく。でも、結果としては、「ごちそうさま」的な展開ではあったのがアレなのだけれども。まあ、またの飲みましょう。
 そういえば、「氷は味がゆるむからいらない」みたいな格好良い事言ってたね…。「ストレート・ノー・チェイサー」な人だったんだね。まあ、味がゆるむ前に杯を空けちゃえば関係ないよ。

 何だかんだで、夜眠れず。偶に訪れる不眠現象也。もはや、眠りを意識してしまうと眠れなくなるので、眠る事を放棄。トリスターノ派の人達の音盤やら、アガンベンの著書やらを再読。空が明るくなった頃に眠った様子。

5/4(火)。結局、2時間ほどの睡眠で起床。寝不足・酒の残り・油物で胃もたれと不快なことこの上なし。しかし、さぼれない用事があったので母方の祖母宅へ。
 途中、電車の窓よりスカイツリーを拝む。実物を見るのはこれがはじめて。しかし、この形と雰囲気は、「十二階」に外なりませぬなぁ。地震で折れないことを切に祈る。
 まあ、祖母宅での用事は簡単に済む。というか、連絡の行き違いで、僕が行くまでもなかったらしい。やることもないので、テレビで野球を観ながら飲む事に。男性の酒量が適量を超えている家系(よって、お婿さん系の男は、寝たり逃げる人が大勢)なので、黙っていてもお酒をごちそうしていただけるのはステキな限り。酒は嗜好品では無くって栄養源だからねぇ。
 そんなわけで、ほどほど話にも付き合いつつ栄養補給。朝の不快感は飲んでいたら忘れた。しかしね、僕から見てほとんど血縁関係がないに等しい親戚(とか、お世話になったとかいう人達)が、分隊とか小隊の単位で写っている写真とか見せられても困るのよね。いちいち説明してくれるのだが、○○は××の従姉妹とか、△△は××の分家の子とかいわれても、××が誰だか解らないという…。それから、屋号も勘弁ね。あと、とっくに別れた二人(率高し、やたらある)の結婚写真を観て喜ぶのもねぇ…。
 そんな次第で、ひたすら飲む。さすがに、夜10時には就寝。久々に、深い眠りを手に入れた。

5/5(水)。かなり久々に快適な目覚め。あげくに、昼過ぎまで二度寝という怠惰振り。
 そんな事をしていたら、郵貯のATMへ行くのが20分ほど遅れ入金不可な事態に。まいったなぁ、明日が引き落とし日なのだけれども。まあ、明日になってから入金すれば済むので実害はないのだけれども、どこか気持ち悪くてねぇ…。

 ムシャクシャ(というか自己嫌悪に捕らわれたので)したので、いつものブックオフへ。500円CD3枚で1000円なるセール中。WERGOやらARGOといったレーベルがやたらとあったので6枚ほど購入。珍しい物ではないが、500円ではあり得ないし探すのも面倒な物だしね。いつ聴くのかはしらないけれど。

 どこか調子悪し。というか、一頃以来治まっていた立ち眩み系の怠さ。念のため?、酒を抜くことに。かなり久々。しかし、そんな調子に拘わらず寝付けない事態。なんだか、脂汗が出てくるし勘弁してほしい。春を経ずに、夏になろうとしている気候の所為だろうか…。未読の雑誌記事を眺めたり、グールドやシュナーベルでモーツァルトのソナタを聴いたりして過ごす(少しは、頭を使いたかった)。空が明るくなる頃には寝付いた様子。

5/6(木)。GWとやらは終わりの様子。仕方がないので、まじめに朝起き。やっていられない感強。相変わらず、立ち眩み的に怠いし。

 どうも、昨日以来の不注意は継続中。もっていたコーヒー屋の割引券を使うも、アイスコーヒーのみ使用可の期間になりました、との事。夏でも暖かいコーヒーを飲む人なのだが渋々アイスコーヒーを飲む。数十円差に過ぎないのにケチらなければ良いのにね。いつもの癖でブラックで飲むも、アイスにすると美味しくないコーヒーであることが発覚。実に、微妙な気分に。まあ、それだけなら納得もできるのだけれども、後で割引券の綴りを確認すると、一年中ホットでもらえる券も発見。痛すぎる凡ミス也。

 とにかく、調子が出ず。明日は、家で寝ていようと思ったりもしているが…。

5/7(金)。どうにも起きられないのでお休みにする。昼の2時位まで熟睡。それでもあまりよろしくないので横になって過ごす。シュヴァイツァーのバッハとか、エリック・ドルフィー(「アウトワード・バウンド」、今の耳で聴くと結構普通)とかを聴きつつ読書。ひとまず、セリーヌの亡命三部作に着手するも、翻訳で読むとかえって難しい部類の小説な雰囲気。しかも、体の調子が悪い時に読むと、心の調子まで悪くなりそうだ。

 まあ、月曜までには元気にするつもり。ここ数日、酒を止めてるが、「それほどに」良くないのか、「それだから」良くないのかは微妙ではあるのだけれど。

 以下、最近の読了メモ。

・コナン・ドイル『シャーロック・ホームズの最後のあいさつ』(創元文庫)
 しばらくお休みしていた"聖典"を再開。様式がこなれている分、新奇性は薄れてきているのだろうか。今日的な視点では予定調和的だし反則的なトリックも目立つけれど、それでも飽きないのが古典たる所以。まあ、感想的な事は語るまでもなし。探偵はホームズだけで十分という人達の存在も肯けますね。

 以上。

# by rk-tora | 2010-05-07 19:32 | 雑記・日録
2010年 05月 02日
酒飲んでブラブラしている日記
 ここ数日の日記。

4/27(火)。不要のCDを売却。今回はいつもの店に。大掴みで幾らでは無くって、明細が出てくる安心感を選択。結果、枚平均390円で処分できて納得。100-1200円位と起伏の激しい価格分布でした。ついでに、重複買いしてしまった音楽雑誌のバックナンバーも処分できて満足。売るだけなのも何なので、お付き合い程度にエマールのカーネギー・ホールリサイタル、マルケヴィッチの幻想交響曲、メッツマッハーの20世紀音楽コンサート(誰が20世紀音楽を恐れる乎?)のシリーズから所有していなかった3,5巻を求めた。計2500円程度也。あと、1-2回の売却で整理が完了するだろうか。

 用事を済ませて帰り道のタワレコへ。タワレコの企画で再発された、シュトックハウゼンのソナタ集と、同じく企画盤の「戦前日本の管弦楽作品」を求める。前者には作曲家が書いたライナーの全訳、後者も解説が充実していて大満足。1500-1800の価格帯で良いライナーノートがついていると嬉しいね。

4/28(水)。時間つぶしのつもりで、御茶ノ水のディスクユニオンクラシック館をのぞく。なんと、525円以下100円均一という恐ろしいセールを開催中。セドリの人、学生風の人、マニア風の人などが凄まじい勢いで物色中。もう、物欲が止まらなくなったので29枚ほど購入。アルゲリッチ、ブーレーズ、ナクソス、パール等の復刻レーベル、馴染みがない現代作家の音盤、ECM等とにかく大量に…。クレメールのピアソラみたいな流行物や、スイッチト・オン・バッハの様な音楽史的には必須だけれども500円だったら買わない物なども買えて満足。ブーレーズのヴァーレーズが混ざっていたり、メニューインの復刻が揃ったり、若き日の(今でも若いが)タローのナクソスへの吹き込みなどが収穫だろうか。また、昨日売った物が買い取り価格より安かったので購入…。ついでに、マーストン復刻のホフマン全集の4巻も買った。こちらは、1000円也。しかし、これだけの分量を何時聴くのだろうか?。

 さて、ひたすら重い荷物を持って、久々の方と阪神戦を観戦すべく神宮球場へ。との、予定だったのだが、突然の電話。曰く、時間に間に合いそうもないので、セブンイレブンでチケットを受け取って先に行けとの事。急遽、セブンの場所をGoogleに教えていただき、メールされてきた予約番号と引き替える作業を。でも、ビル内の狭小店舗で混雑しているし、予約票?を印刷していないのに嫌な顔(というか、丁寧なんだけれどもヤレヤレ的な)されるし、他人の名前をサインするのに戸惑うは(新字or旧字?、読めるけど書けない的な名前、男女兼用ととれなくもない名前だったことが唯一の救い)で精神的に疲労困憊。なんか、嫌になったので、博多天神で替玉してから移動。

 結局、ビールと油っぽい揚物を買っていって先に飲み(観戦)始める。1時間ほどしてから球場で合流も、再入場や外の人にチケットを渡すのは禁止の球場。まあ、隙間から渡しましたがね…。どうも、この手の些細な規則違反が神経に堪えるタイプなので…。

 さて試合は、虎の大勝。なんていうか、雑な野球としか言いようが無し。各球団の好調子のエース級と1点を競る試合になった場合にこれでは…。また、序盤に3点リードで無死走者2塁で5番城島が送りバント(おそらく自分の判断)…。重要度が高くない試合(M点灯時、クライマックス、日本シリーズではない。打率を上げたかったのかな?)でのこの手のプレーは好きではないよな。中軸に座る選手には別にやるべき事があるはずで、そういう事がしたいのならば下位打線に連なるなり、バントが上手い人を起用するなりするべき事。チームプレーとは皆で低い水準に合わせることでも、不慣れなプレーをこれ見よがしにする事でもない。この手の、自己判断のバントでチームプレーをアピールするのを観ると、バントのエキスパートたちに失礼なことこの上なし。誰も、久慈や川相の本塁打を観たくもないだろう、そういう事。スタンドプレーがちだったり、リードが軽率(「攻め」と「無謀」は違う)だったりと、どうもこの捕手を好きになれず。
 とにかく、勝因は久保の好投。それに尽きます。

 さて、仕事の移動で時間がないとかいう話だったので、タクシーで新宿まで移動。立ち飲み屋で30分ほど飲んで積もる話を。相変わらず、不在の他人に失礼な事を言う人だったなぁ、と。まあ、会う度に、食物連鎖のピラミッドで上位に居る人なんだなぁ、との感想を。まあ、また飲みましょうよ。

 さて、どこか、釈然としない気持ちを抱きつつも良い店だったので粘る。新宿は西口(ゴールデン街や、小便横町では飲みません。費用対効果が悪いし、文化人ぽい感じとか、"有名な大衆店"みたいもなのに矛盾を感じるので)、狭い階段を下りていくタイプの店。お酒の種類が充実していて、1杯200-500円。おつまみも、100-500円くらいで手頃(指定の酒とつまみのセットなら500円くらいで出る)。僕みたいな飲み方をする人には2-3杯1品で1000円位の計算かなぁ…。近場で仕事している風の客が多かったので正解の発掘だったかと。店員さんの距離感も適切で落ち着けました。発掘に嬉しくなって、昼間求めた音盤のライナーを解読しつつ、ワイルドターキーを4杯も飲んでしまいました…。2人分の飲み代+ワイルドターキー4杯+おつまみ数皿で3900円だったのでお手頃価格だったのでは。
 ほろ酔いだったので、コンビニでお酒を求めて飲みながら帰宅。言うまでもなく、余計な一杯…。

4/29(木)。案の定、猛烈に宿酔い。明らかに、帰途の一杯が余計。何故に、いつもは絶対に買わない缶酎ハイ(缶臭いのが嫌い、気持ちよくなるまで飲むのにはコスパが悪いし)のロング缶など飲んだのだろうか…。そのたびに、「酒を止めよう」とか、「死にたい」とか思うのだけれどもすぐに忘れてしまうのがなぁ…。喉元過ぎれば…。
 まあ、風邪?(天候不順のせいか鼻声)ぽかったし、夜の2200等という健康的な時間に就寝。

4/30(金)。友人宅で飲み。またしても、御母堂の美味しい料理をいただき大満足。酒とつまみまで御馳走になってしまって大感謝。僕なんか、迷惑しかかけない客なのになぁ…。ワン公とも、"気にされない"レベルまで仲良くなれた感だし…。
 まあ、いつものようにとりとめのない話を。サイボーグとアンドロイドの区別ぐらいつけろとか、適当なこと書いてる精神科医の文書につっこんだり、まあそんな話を。
 それと、ZT会の話にもなったのだけれども、今ひとつ彼の組織の背景とか支持層とかが掴めないのよね。保守~右翼の人達とも違うしねぇ。それに、彼の手のバカバカしい物を本気で相手にすると、こちらの水準を引き下げるような気がして不愉快也。でも、放置しとくのも宜しくないのは明白だしねぇ…。でも、僕個人の生き方としては、ああいうものと同じ土俵に上がりたくないというのが本音(もちろん、不愉快だし反対だけれどもそれ故に)。
 しかしね、虫皇帝は気持ち悪いと思うな…。自然よりも、機械とか歴史とか好きな子供だったしね。まったく、蠱毒つくるわけじゃあるまいし。国産タガメを応援しておく。

 実は外資なスーパーつるかめにて、親会社のPB商品のブレンドウィスキーを買ってみる。とにかく、ラベルの英語部分の表記内容にどん引き…。アル中にならない(?)安全酒量とか、妊娠時の飲酒の注意(飲むな、と)とかそんなのばっかり…。貧乏人の飲む酒らしくて素敵だなぁ。とはいえ、寝酒が安全酒量を超えている事も多く自戒を…。

 5/1(土)。昨晩は、ビールのようなお酒のロング缶5本と若干のウィスキーのみだったので爽快な目覚め。気が付いたら、HMVからの荷物が届く。そういえば、酔った勢いで、お気に入りリスト的な物の中身をカートに移したんだっけな…。
 何を買ったかというと、エラート録音のメシアン18枚組…。思うところがあってメシアンを聴こうと思ったのだけれども、必要な曲を分売で揃えて4000円位。それならば、マルチバイ割引でこれを買えば6000円だからねぇ。そんな次第。ついでに、ナンカロウの自動演奏ピアノのための習作の箱(WERGO)と、リー・コニッツ・アンド・ジェリー・マリガン・カルテットも購入。しかし、これらの音盤を何時聴けば良いのだろうか。平日に新しい音盤を聴くのは1日2枚位が限度の様な気もするし、勉強的に聴く物は時間もかかるし、何だかんだでいつもの愛聴盤を聴く時間になってしまったりもするし…。中古とか、大型廉価箱とか、マルチバイ割引とか、中古とか、積聴を助長する罠ですな。

 以下、最近の読了メモ。

・A.D.G『病める巨犬たちの夜』日影丈吉訳(1979,HPB)
 A.D.Gは、マンシェットと双璧をなすロマンノワールの作家。アラン・フルニエ氏の筆名だが、もちろんあのアラン・フルニエ(1886-1914、「モーヌの大将」の著者)ではなくって偶然の同姓同名氏(お気の毒に…)。まあ、図書館等の目録で混同されている事もままあり失笑もの。
 それはともかくとして、田舎の鈍百姓共はしたたかだよな…、というお話。世界中のどこでも、田舎の共同体の住みにくさ(もっともそれは各種の美質の裏面でもあるのだけれども)は共通みたい…。ヒッピーの集団、村落共同体、犯罪者集団、それぞれ異質だけれども、法律の埒外(法より自身の行動原則に従う)にいる点では共通する集団が相まみえる処におもしろさのキモがある。また、文章技法のキモは「語り手」が誰なのかということ、ここにも抜群のうまさが。まあ、予想通りのところに落ち着く「オチ」だけれども、おもわずニンマリしてしまうおもしろさがあり。

・同上『おれは暗黒小説だ』岡村孝一訳(1979, HPB)
 田舎を舞台にした上述書とは一転。舞台はパリへ。本作の主人公は、飲んだくれ(重傷)のロマン・ノワール作家。自らが小説のような怪事件に巻き込まれて~、というメタフィクション的なお話。でも、いちいちやることが情けないし格好悪いし…。アメリカ製ハードボイルドや、仏製ノワール小説のパロディや楽屋オチが、主人公の一人称で語られ、お好きな向きには爆笑間違え無し。それでも、全編はセリーヌ的(ガレー船の比喩なんかまさにセリーヌでは)な虚無感がのしかかってきて、なんだかもの悲しい雰囲気に飲み込まれてしまう作品でもあった。

 とまあ、抜群におもしろそうな著者なのだけれども、翻訳の少なさはなんとかならないものか…。もっとも、原書は、方言、隠語、俗語、それらに範を得た造語の羅列だそうなので難しいのだろうか…。

 以上。買い物メモは面倒なので書かない。まあ、100円均一の本が増殖しましたよ、と。

# by rk-tora | 2010-05-02 19:27 | 雑記・日録
2010年 04月 23日
適当な近況
 相変わらず、適当に生きている。どこか、やる気がなくって読書も何も捗らず。困るねぇ…。セリーヌやら、フィッツジェラルドの後期作品群やらへの親近感を覚える感じ。

 まあ、最近、指揮者としてのマデルナが気になっている。現代音楽の専門家にしては、やや棒が怪しい感がない訳ではないけれども、風通し良く各声部に光りを当てるのはさすが。また、颯爽とした音楽をつくるので、"死体解剖的""解凍的"にならないのも良い。この辺りは、知と情が絶妙に均衡(しばしば釣り合いが失われるが…)した師のシェルヘン譲りか。アムステルダム・コンセルトヘボウとの、ヴァーレーズやメンデルスゾーンのイタリアを聴いて感心しきりな次第。しかし、音盤が少ないなぁ。

 音盤の整理は続行中。最近聴きたくなった現代物を買う資金にする心づもり。幾つかの演奏を聴いて感心したので、ブーレーズ、メシアン、シュトックハウゼン、ヴァーレーズ辺りの基本的なものを揃えるつもり。ついでに、フェルドマン、クルターク、ナイマンなども素通り出来ぬか。それと、ナンカロウの事が妙に気にかかっている。

 あと、時事的な話。IWCの議長提案。極めて現実的。しかし、農水大臣は南氷洋捕鯨の枠削減に懸念を示すが、需要も無いのに何故に南氷洋まで行かねばならぬのか、と。沿岸捕鯨は文化だけれども、南氷洋はねぇ…(近代以前に船団組んで行っていたのか、と)。怖いね、漁業関連利権は…。何だかんだで、事業仕分けも踏み入れない聖域(闇)か。まあ、やばい利権には踏み込めないパフォーマンスに過ぎないのだけれども。
 でも、捕鯨に否定的な見方をすると、環境テロリスト呼ばわりされかねないのが困るね。そういう意味で、環境テロリストには迷惑しきり。まあ、非国民呼ばわりよりはマシだけれどもね…。しかし、「産経」~「赤旗」まで捕鯨積極賛成論なのは気のせいか…。確かに、西洋人から頭ごなしに言われるのはアレだけれども…。

 ブックオフで、チャーリー・パーカーのSwedish Schnapps(Verve)が500円だったので買う。ボーナストラックにアル・ヘイグの入ったセッションがあったのは嬉しい限り。ビ・バップやってた頃の彼を聴きたかったので。
 ついでに、250円のところで、ナイマンの「ピアノ・レッスン」(たしか邦題はこれだよね)のサントラを購入。映画はどうでも良いので、ナイマンを聴いてみたかっただけ。買ってみたら、SACDだった。ただ、中性洗剤で丸洗いとかが必要そうな盤質でガッカリ。まあ、再生は出来るだろうがね。感じが悪いよ。検盤しないで買うのでしばしば発生する悲劇か。

 以下は読書メモ。

・ヴォートラン&フランク『ベルリン強行突破』佐藤公彦/坂井潤訳(1996, 新潮文庫)
 ヴォートランとダン・フランクの共著。1933年(ナチの政権掌握の年である)前後のブダペスト-ベルリン-パリを舞台に、主人公の駆け出しカメラマンが偶然写してしまった"何かが写り混んだフィルム"をめぐるのナチとの争奪戦といったところ。まあ、お話の方は取り立てて言うべき事もないのだけれども、執拗に書き込まれる風俗描写が見事。実在の人物もたくさん出てくるしね(亡命中のトロッキー、ジッド、駆け出しのヘミングウェイ、ゲーリング、ヒトラー専属カメラマンのホフマン、キャパや藤田嗣治のエピソード、レニ・リーフェンシュタール等々)。冒険小説というよりも、大デュマやバルザックの風俗小説の現代版といった感じだろうか。時代の雰囲気を呼吸できるのがたまらない魅力である。
 もちろん、ヴォートランが書いているだけあって、ロマン・ノワール的な要素も盛りだくさん。歪んだホテルのボーイ(!、『グルーム』的)とか、理不尽な偶然の作用なんていうのはもちろんのこと。仏の親ナチ勢力(仏のファシスト、"火の十字""行動するフランス"等)や排外主義(反ユダヤ主義他、主人公は"ハンガリー系移民"である)、ファシズムの熱にうなされる市井の人々を執拗に書き込むのはさすが。ここでも人間の恥部を暴き出していますなぁ。
 さて、本作は5部作で1947年まで続くとのこと。しかしだね、第一部にあたる本作の翻訳が1996年…。それ以降が翻訳されていないという欲求不満。米の異常犯罪ものとか出版している余裕があったらこちらを…。ていうか、勉強して原語で読めって事か…。しかし、語学の勉強は最初の方の日常会話で飽きちゃって…。読みたいけど、話したくないという…。
 これにて、ヴォートランの長編邦訳は完読。一応、邦訳がある長編のリストを以下に。

BILLY-ZE-KICK(1974)
『パパはビリー・ズ・キックを捕まえられない』高野優訳(1995, 草思社)

BLOODY MARY(1978)
『鏡の中のブラッディ・マリー』高野優訳(1995, 草思社)

GROOM(1981)
『グルーム』高野優訳(2002, 文春文庫)

LA DAME DE BERLIN(1987)
ダン・フランクとの共著
『ベルリン強行突破』佐藤公彦/坂井潤訳(1996, 新潮文庫)

 しかし、翻訳が少ないなぁ…。以上。

# by rk-tora | 2010-04-23 19:35 | 雑記・日録
2010年 04月 16日
発掘
 変わったことは何も無し。

 住み心地が悪いので、部屋の掃除を加速。収納する→処分するへの方針転換が最近のテーマ。
 まあ、ゴミが出てくる出てくる。先週来、ゴミ袋数袋以上は処分。VHS、Cカセ、MD、ラベルが張ってないFD、同CD-Rも全部処分。学業関係は資格の証明書類(入学・卒業等の証明書類等、履歴に関係する物)と、院のノート・学部のゼミ関係(自分らしくないが、既に整理済み)、専門分野の一次資料類のコピー等は残して後は処分。中高校時代のプリントとかノートとかも出土して恐ろしい事この上なし。それから、誰のものだか不明のアドレス類のメモと名刺ね…、大抵は酔っぱらっている時にもらうから何が何だか…。PCの住所録や携帯の電話帳に入っていないということは、無くても困らないということだから処分(だから、人脈が出来ない!)。とにかく、あらゆる紙類が棄てずに集積されているのでね…。処分の嵐なのだが未だに先が見えず。それと、退いてしまう量の酒瓶(ラベルを剥がすのが面倒←行政が剥がして棄てる様に指導を…)も出土して困惑。家の人の視線もアレだし、まとめて集積所に棄てに行くのもちょっとねぇ…。それから、使用済みのエッチング液!(プリント基板を作った残骸←昔はその手の趣味も好きだった)も発見。これさぁ、ゴミの日に出すのはマズイよね…。

 未開封だった手紙類の山も開封。大部分が、DMと寄付のお願い…。そんな山に、どうせ、寄付か私学助成署名の案内だろうと思って放置していた高校時代の担任からの手紙も発見。1年以上放置したあげくに空けてみたら、卒業時に書かされた「~年後の自分への手紙」的な代物。やる気がないことこの上ない自分宛のお手紙…。まったく進歩していない現在の自分に嫌気がさしたので、即処分。箇条書き的にやる気がない手紙だったが要旨は以下みたい中身で、汚い字(もちろん、誤字と嘘字で構成)で100字位。
・~たぶん、大学には入れていると思います←受験シーズンだったね。
・相変わらず、お金がなさそう←その通り、よくご存じで。
・阪神の具合が心配←格段に強くなったよ。
・「敵は我にあり」←たしか、野村1年目の語録より…。「自分に優しく~、他人に厳しく」がモットー。
・まあ、好きなことをしてるのでは←ご明察、進歩してないね。
 といった感じ。思い出の中で美しい記憶を捏造すべく原本は廃棄。変わっていなさ加減に絶望感だけが残った。嫌だ嫌だ。

 とはいえ、お宝も出土。プロの漫画家になったらしい高校時代の友人が書いてくれた画が数点。しかも、阪神をモチーフにしたものもあったりして嬉しい限り。機会があったら署名を。ついでに、為書きもお願いして古書的価値を激減させようかしらね。

 まあ、以上。

# by rk-tora | 2010-04-16 21:34 | 雑記・日録
2010年 04月 14日
新日本フィル多摩定期~チケット購入~セールで買い物
代わり映えしない日記的断章。

4/10(土)。新日本フィルの多摩定期へ。今回は、井上道義の指揮で、バルトークの弦楽のためのディヴェルティメントと、歌劇「青ひげ公の城」の演奏会形式での上演。不況の影響か、それとも客層には難しいプログラムなのかしらないけれども、空席が目立ちすぎる客入り…。寂しすぎる。ルーチンワークな「ポピュラーコンサート」の類ばかりではダメなのだけれども…。
 なにげに複雑なバルトーク、ブーレーズ盤(弦楽~が新盤、青ひげは旧盤)で予習しておいて正解。というか、僕の音楽的素養では、予習無しに聴くのは無理だな…。井上の指揮は、当然ながらブーレーズの録音とは違って、ヒューマンな音楽(?)を紡ぎ出していたし、新日本フィルのメカニックも見事。「やれば出来る」(←失礼な!)的な秀演で聴き応え十分なコンサート。今シーズンの多摩定期ベストかも。楽しみにしていただけの事はありました。

 終演後、ホール近場のスタバでコーヒー。どうでもよいが、「サラリーマン代表」とかいう意味不明な幟をもった下品な顔した候補者(市議か何か?)がテラス席を占拠して、街宣活動の基地化していて大迷惑。しかも、何も注文しないで缶コーヒーとかを持ち込んでいるし…。取り巻きも騒々しいしなぁ…。この手の、政治家とか、運動家とかいった人の、「自分は正しいことをしているから周りのことは知らない」的な振る舞いは不愉快極まりなし。

 そういえば、新日本フィル463回トリフォニー・シリーズ(6/25 すみだトリフォニーホール)のチケットを買い忘れていた事を思い出す。下野竜也の指揮で、ハチャトゥリャンの交響曲第3番というバケモノの実演に接する稀有な機会。この曲、大祖国戦争!の戦勝を奉祝(?)して書かれた曲で、拡大されたブラスセクション(トランペットに至っては15本!)とパイプオルガンが咆吼する、音楽なのか轟音なのか騒音なのかを判別しかねる誇大妄想極まりない曲。コンドラシン盤は架蔵(タワレコの企画盤でストコフスキー盤も出ている)しているけれども、ソ連のゴリゴリした録音と相まって凄まじい代物。実演があると聞けば行くのが道理ですよね。
 と、予定はしていたのだけれども、直前まで予約を忘れるのがダメなところ。手元不如意につきC席で我慢(まあ、前の席で轟音を聴くのもアレだし…)しなければならない身。残席が心配だったけれども、なんとか予約完了。
 ついでに、他の曲目は、エルガー編曲のバッハ/幻想曲とフーガハ短調BWV537、レスピーギ編曲のバッハ/パッサカリアBWV582と、もはや演奏される事も珍しいバッハの管弦楽編曲(もちろん、史実や考証とは無縁の世界)。贅肉をそぎ落とす古楽とは別次元のお話。いかに贅肉を付けるかが勝負のメタボな代物ですなぁ。それと、レスピーギの「ローマの松」、こちらも、古代ローマ再興を夢見た統領(ムッソリーニですね)の顔がちらつく、誇大妄想的かつ騒々しい音楽…(いくらなんでも、バカバカしい情景描写と題材だと思うし…)。
 さて、予習盤だけれども、ハチャトゥリャンはコンドラシン盤を、幻想曲~はボールト盤を架蔵。レスピーギ編のパッサカリアはこれから探すとして、問題は「ローマの松」。トスカニーニ盤が名盤定番の類なのだけれども音質もアレだし、いつまでもコレではという気もするし…。理性で腑分けしていくタイプの醒めた演奏は無いかしら?。

4/11(日)。階段の踊り場の電球が切れたので、LED電球を買ってくる。吹き抜け的なところに梯子で登って付け替えねばならないので交換の都度危険大。すこしでも、交換の手間が減ってくれればと長寿命化に期待をした次第。とりあえず、ホームセンターのショップブランド的な電球を購入。40W型1900円位也。国内一流メーカーの品より大分安いのが気にはなるが…。まあ、部品レベルは同じメーカー製品では?、と自己暗示で安心する事に。付け替えてみたが、明るさは白熱球と変わらず。ただし、重量が随分と重いのが気にはなったが。

 ホームセンター近くのハードオフに行ってみる。いつものように、ジャンク品の箱を漁るのは宿痾だろうか…。戦果は、パールレーベルのVASSILY SAPELLNIKOFF(GEMM CD 9163)なるピアニストのCDを発見。105円也で救出。稀少盤ではないが、探すと面倒だし、少なくともジャンク品としてこの値段で投げ売られるディスクではあり得ない。 このピアニスト、1868にオデッサで生まれた人でチャイコフスキーのコンチェルトに定評があったとの事。1920年代の録音を集めたCDで、チャイコフスキーの協奏曲第1番や、リスト(作・編)等を収める。個人的には、バラキレフのマズルカが聴けたのが収穫か。盛大な針音と引き替えに、音の情報量を残した良心的な復刻。老舗だけあって、パールレーベルの仕事は安心できる。

 本腰を入れて、部屋の清掃を始めた。特に、DMやら請求・領収書の類が数年分束になっている始末。空けない・読まない・棄てないを実践している為に収拾がつかず。まとめて、シュレッター行きと相成りました。そのほか、地層をなしている「いつかはつかうかもしれない」資料群をまとめて廃棄。当然のことながら、「人生の恥部」と見なしうる紙類も大量廃棄。高校のノートとかプリントとかまで出てきて、いかに勉強しないで誤魔化してきたかを目の当たりに…。国・英・歴史以外の知識は確実に当時よりも後退している。難しい方程式を解いたり、生物のカタカナ学名を暗記していたりする過去の自分に驚嘆、もっとも、どのプリントも答え合わせをした形跡がないので正解なのかはしらないけれども…。山の奥から、パスポート、年金手帳、何かを納付していない振り込み用紙、端数が残っている通帳、金融機関からの各種お知らせ等の重要書類も出土。

4/12(月)。昨晩、なんとなく寝酒していたら、思わぬ深酒。頭痛がするは、怠いは、メガネが行方知れずになるはで最悪な目覚め。寒いし勘弁してほしいよ…。終日、気分が沈み続ける。

4/13(火)。昨晩もまた飲む。なんとなく目がさえたので、片山杜秀の書評本やら、雑誌記事やら眺めたりしていたら朝に。当然ながら頭が重く、頭痛薬を食べて誤魔化すことに。空きっ腹ではよろしくないので、100円マックとコーヒーで流し込む為体。何をやっているのやら…。
 とはいえ、なにやらツイていた1日。電車の乗り継ぎとか、交差点のタイミングとかその手の事がね…。ブラリと足を伸ばしたブックオフで、500円CD半額、250円CD100円のセールをやっていたので3000円分(15枚)ほど購入。掘り出し物ではないけれども、新品や専門店で買うと結構な値段になってしまう買い物。バーンスタインの交響曲の自作自演とか、プレヴィンのガーシュイン(フィリップス)、朝比奈のNDRライヴ、ブーレーズのヘンデル、トスカニーニ、マイスキー、「セロニアス・ヒムセルフ」、フィンランディアレーベル等、色々と購入(もちろん正規盤です。本の付録やワゴンではありません)。いつ、聴くのか?という大問題はあるけれども…。
 虎、6点差を逆転。しかも、本塁打でときたものだ…。今シーズンは、大味な打撃のチームだなぁ…。等々、他にも嬉しいことが幾つかあって、結果としては楽しい日でしたね。

 以下、最近の読了。

・ヴォートラン『グルーム』高野優訳(2002, 文春文庫)
 ノワール小説の魅力である、語手の信用できなさ加減で視点を交錯させる手法が見事で、技巧を味わうだけでも読書の楽しさを味わえる。終いには、何が真実かわからなくなるのだけれども…(注意深い読者にはいくつかの謎が残るし、語り手全員が信用に値しない)。しかし、あり方は人それぞれだろうけれども(もちろん、僕自身のことも含めて)、自分なりのアルゴンキン・ホテル(主人公の空想世界、話の進行に従って正体が明らかになってくる)を持っている(持ちたい)人は多いのではあるまいか。

 以上。

# by rk-tora | 2010-04-14 00:53 | 雑記・日録
2010年 04月 09日
日記、竹橋~花見~買い物
 事のついでに、竹橋の近代美術館へ。いつもの様に、企画展は観ないで常設展へ。個人的には日本近代洋画最大の成果だと考えている、藤田嗣治「アッツ島玉砕」を観られて満足。人間の暴挙・獣性を告発する絵では最高傑作ではあるまいかと思う。もっとも、理性や人間性に向ける視点が欠落している(無批判)感じも濃厚なのだけれども。隣に展示された、三輪晁勢「ツラギ夜襲戦」などという愚劣な作品(時流便乗の注文仕事)との対比からもただの「戦争画」というカテゴリーでは捉えきれない作品であることは明らか。素通りできない筈なのだけれども。相変わらず、暗い画面に直接照明で、光の反射がきつくて見づらいことこの上なし。

 ついでに、いつもの様に萬鉄五郎をながめ、須田国太郎(「法隆寺塔婆」「書斎」がすごい)とウジェーヌ・アジェ(網羅的な写真集を買えばよいのだけれども…)の特集展示、まとまった形で展示された河原温の「浴室」(1-28)も観る事が出来満足。

 どうでも良いが、どこへ行っても老人だらけ。少しは、勉強してから来いと思った。残念ながら、「教養」とか「審美眼」とか「良き趣味」とかそういうものは年齢を重ねることで自然と身に付く物ではあるまい(年を取ると周囲が誤りを指摘できないのでタチが悪い)。せめて、愚にも付かない無駄口をたたくな、と。中高生なみに邪魔くさい感。この人たちを無料や優待で入場させる必要性はなんなのだろうか。少なくとも、自腹を切らないことは何事も身に付かないと思うのだけれども…。

 近いので、千鳥ヶ淵方面まで歩いて花見。しかし、武道館でどこぞの大学が入学式。ただでさえ芋洗いな混雑に拍車が…。大好きな近代建築である軍人会館(九段会館だっけ?)まで足を伸ばして帰宅。

 10日に聴く予定がある、バルトーク「青ひげ公の城」の予習盤を探す。さすがに、予習無しで聴くのは無理がありそうな作品。日本語対訳付きの盤が条件。中古盤屋には、フリッチャイ盤と、ブーレーズの旧盤があったので後者を購入。800円也。ついでに、ブーレーズのバルトークを何枚か買ってきた。

 近場のブックオフで、パールレーベルの"The Last Castrate"なるCDを発見。500円也。まあ、好事家には有名な音盤。タイトル通りに、1902-1904年に録音されたカストラートの歌声。当然ながら、「本物」の録音はこれが唯一という稀少な一品。聴かなければわからない事も多い筈。

 家族関係の会食の場所予約とかするハメに。行きたくなかったので、「金がない」と言ってみたら、「無料で構わないから、場所決めて仕切れ」とのお達し。こう言われては、反論不能なのが穀潰しの居候。近場限定だったり、日時がアレだったりと、ちょいと面倒。まあ、地元の無難な場所で御飯の会にするつもり。行きたくもないのだけれども、仕方がない。せいぜい、タダ酒を飲んでやろうと思っている。

 以上。相変わらず飲み過ぎ。花粉症の薬と、アルコール、そしてコーヒーで妙な体調に。常に、何かに酔っぱらっている感じた。ダメだなぁ…。

# by rk-tora | 2010-04-09 19:13 | 雑記・日録
2010年 04月 06日
週末~買い物と読了メモ
まあ、最近の日記。

4/2(金)。中古盤屋とタワレコに寄り道。何店か回って色々と購入。

 夜は友人宅にて飲み。まあ、なんというか、結局1人でお酒を抱えて文字道理朝まで飲んでいた…。何をやっているのやら…。御馳走になった挙げ句に迷惑の極みである。まあ、懲りずに遊んでいただけると嬉しいのだけれども…。

4/3(土)。とにかく眠い。帰宅して眠る。持久走的に酒に浸っていると抜くのにも時間が必要。何か、超えてはいけない一線がある様な気もしたので迎え酒は自粛。頭痛薬を食べて過ごした。

4/4(日)。どこか、本調子になれず。買ってきた音盤を聴いたり読書したり。まあ、何もしなかったわけだ。ノーマン・グランツのジャム・セッションものの一枚、「ジャズ・ジャイアンツ'58」など聴いていた。猫さんが、ハリー・エディソンのトランペットのハイトーンにいちいち反応するのに苦笑。久々に禁酒。結局、早朝まで読書してしまったが…。

4/5(月)。体調、本調子に戻らず。肉体的な病気の怠さ(寝不足?)。テレビやPCの画面を見つめていると気持ちが悪くなる感じ。熱が出たり、食欲不振なわけではないのだけれども…。夕食は蒸し野菜、そういう気分。さっさと、酒を飲んで寝た←その予定も、ほろ酔い加減で早朝まで読書。

4/6(火)。やっぱり、前夜の酒が残っている感。悪いのはこれではあるまいか…。昨日ほどではないけれども、根を詰めるとよろしくない。コーヒーと昼寝でなんとかする←なんともならなかった。

 以下、買い物メモ。面倒だしメモに過ぎないので記載データは適当。

・カサドシュ/バッハ、イタリア協奏曲他
 ソニーから出たカサドシュエディション?の一枚。530円也。フランチェスカッティとのソナタが入っていたのは拾い物。

・ホフマン カシミアホールリサイタル
 マーストンのホフマン全集。月光、ワルトシュタイン、クライスレスリアーナ等のライヴ。2000円也だけれども、高額盤(5000円とかする)につき中古は嬉しい。

・クライスラー/ベートーヴェン、メンデルスゾーン協奏曲
 Naxosの復刻。1926年録音。古典的名盤。420円也。

・ジェリー・マリガン・ソングブック
・オリジナル・ジ・ジェリー・マリガン・カルテット
・マリガン・プレイズ・マリガン
 計1890円。1950年代のジェリー・マリガンを色々と。

・ジャズ・ジャイアンツ'58
 1100円盤。ノーマン・グランツのジャム・セッションもの。スタン・ゲッツとジェリー・マリガンが入っているので。

・タロー/ショパンワルツ集
 毎年恒例、ハルモニア・ムンディレーベルのカタログ付きCD。1200円位也。今年はアニヴァーサリーということで。抑制された語り口が魅力か。知が勝ったショパンか。モンポウのワルツも入っていたのは嬉しい限り。

・グールド/シューマン ピアノ四重奏、ブラームス ピアノ五重奏2番
 グールドエディション。ブラームスはCBCの放送音源で未聴なので。500円也。

・ブラバン!甲子園
 まあ、売れたみたい。250円也。

・その他、500円也、250円也を数枚。

・シムノン『メグレ罠を張る』(早川文庫)
 集めているので。105円也。

 以下、読了メモ。思うところあって、仏のロマン・ノワールを集中的に読む。しかし、翻訳の少なさには閉口。

ジャン・ヴォートラン
『パパはビリー・ズ・キックを捕まえられない』高野優訳(1995, 草思社)
『鏡の中のブラッディ・マリー』高野優訳(1995, 草思社)

ディディエ・デナンクス
『記憶のための殺人』堀茂樹訳(1995, 草思社)
『未完の巨人人形』神山朋子訳(1995, 草思社)
『死は誰も忘れない』高橋啓訳(1995, 草思社)

『カニバル(食人種)』高橋啓訳(2003, 青土社)
 1931年パリの博覧会にて、ニューカレドニア先住民を「展示」した事に着想を得た作品。とはいえ、あとがきで人類館事件(内国勧業博覧会にて、アイヌ、沖縄、台湾先住民等を「展示」した事件)について一言もふれられていないのは解せず。フランス対ニューカレドニア固有の事例ではあり得ないところに作品の真価があると思うのだけれども。

以上。

# by rk-tora | 2010-04-06 20:05 | 雑記・日録


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